【絵本紹介】いちごパフェエレベーター

3歳児おすすめ

教育画劇HPより表紙画像を引用しました。

いちごパフェエレベーター

作•絵 石崎なおこ

発行 2014年7月

出版 教育画劇

ページ数 32P

おすすめの年代 3歳〜小学校低学年

あらすじ

いちごパフェエレベーターに乗っているのは、パティシエのパフェスキーヌ。カステラさん、バナナさん、バニラアイスさん、いちごさん、チョコさん、グミさん、マシュマロさんをそれぞれのフロアに案内します。

エレベーターは2階のスポンジ工場で止まりました。カステラさんはここで降りて、おいしいスポンジケーキを作ります。

次に5階のアイスの雪山でバニラアイスさんが降ります。アイスやペンギンたちがスキーやスケートをしています。

7階のリゾート•バナナで、バナナさんが降ります。バナナやおさるがいっぱいのリゾート地です。

次は10階、お菓子の遊園地です。チョコさん、グミさん、マシュマロさんが降ります。

残ったのはいちごさん。最上階の、生クリームの海まで行きます。いちごさんは、いちご船に乗り換え、いちごパフェのてっぺん、いちごパフェ展望台に昇ります。

パフェスキーヌ特製、スペシャルいちごパフェのできあがり。各階で降りて行った仲間たちがパフェの中でニコニコしています。

おすすめポイント

いちごパフェの中を昇るエレベーターがお話の舞台で、パフェの材料がエレベーターに乗って然るべき場所へ行くという、ユニークで斬新なワクワクするストーリーです。

バナナ•リゾートではバナナがフラダンスを踊っていたり、生クリームの海ではいちごのおじさんがいちご釣りをしていたり、各階ユーモアたっぷりの楽しい空間が描かれていて、じっくり見れば見るほど楽しいイラストです。

横開きの絵本ですが、最後にパフェが完成したページだけは、縦にして絵本を読みます。見開き1ページに大きく描かれた、華やかでかわいらしい、美味しいものがぎっしり詰まったパフェは、眺めているだけで幸せな気持ちになります。

豪華なパフェの登場に、読んだ後も満足感が残ります。甘いものが好きなお子さんにお薦めしたい絵本です。

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