ブロンズ新社HPより表紙画像を引用しました。
おふとんかけたら
作・絵 かがくいひろし
発行 2009年10月
出版 ブロンズ新社
ページ数 28P
おすすめの年代 1歳〜4歳
あらすじ
敷布団と枕が置かれています。
そこにたこさんが横になり、お布団をかけたら…「くーるくる」。八本の足をクルンと巻いて掛け布団にしがみつきます。
次にソフトクリームさんが横になります。お布団をかけたら…「と〜ろとろ」。溶け始めます。
今度はアリさんです。小さなお布団に横になるアリさん、お布団をかけたら…小さく「に〜こにこ」。
トイレットペーパーさんが横になっています。お布団をかけたら…「こ〜ろころ」。掛け布団から飛び出して横に転がっていってしまいます。
小さなたくさんのお豆さんがそれぞれ小さなお布団で横になっています。お布団をかけたら…「すーくすく」。みんな芽が出ました。
最後にお布団さんと枕さんにお布団をかけたら…「ぬーくぬく」。「おやすみなさい」。
おすすめポイント
「だるまさん」シリーズで人気のかがくいひろしさんの絵本です。「お布団をかける」という行為ってとても幸せを感じますよね。自分がかけてもらうのも嬉しいし、お人形などにお布団をかけて寝かしつけをするのが好きなお子さんも多いと思います。そんな「お布団をかける」がテーマのお話です。
温かみのあるイラストと、テンポの良い繰り返しの言葉、耳に残る心地よい擬音など、小さなお子さんが大好きな要素がギュッと詰め込まれています。横になっている子にお布団をかけるというシンプルなお話ですが、お布団のサイズも色々で、掛け布団の模様がそれぞれ工夫されているなど、遊び心たっぷりに描かれています。
最後は「おやすみなさい」で締められていて、就寝前の読み聞かせ絵本としてもぴったりです。たくさんの可愛いキャラクターの登場にほっこり、心もポカポカ温まる絵本です。
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