【絵本紹介】バムとケロのそらのたび

2歳児おすすめ

文溪堂様に依頼し、表紙画像をご提供いただきました。

バムとケロのそらのたび

作•絵 島田ゆか

発行 1995年10月

出版 文溪堂

ページ数 32P

おすすめの年代 2歳〜小学校低学年

あらすじ

月曜日の朝、パンケーキを食べていたら山のような小包が届きます。送ってくれたのはおじいちゃん、中身は組み立て式飛行機!今度の日曜日はおじいちゃんの誕生日なので遊びにおいで、というお手紙がついていました。

おやつを食べて、組み立て開始です。ペンキを塗ったり、エンジンを積んだりして、土曜日の夜遅くにようやく出来上がりました。

おじいちゃんに頼まれた本も持って出発です。おじいちゃんの家までの行き方は手紙に書かれています。

?玉ねぎ山脈、りんごやま、かぼちゃ火山、大海蛇がいる海、吸血コウモリのいるトンネル…たくさんのトラブルを乗り越えてバムとケロは無事おじいちゃんの家に到着できるのでしょうか?

おすすめポイント

バムとケロシリーズ第二作です。

今回もバムとケロらしく、美味しそうなパンケーキを食べる場面から始まります。おじいちゃんからおうちへの招待のお手紙と一緒に送られてきたのは…なんと組み立て式飛行機。飛行機を着々と組み立てていく様子にワクワク、お手伝いをしているつもりが仕事を増やしているケロちゃんは相変わらずで笑えます。

道中に登場するたくさんの危険な場所は、危険だけれどなんだか可愛い。ケチャップで吸血コウモリをかわしたり、危険回避方法までクスリと笑える可愛らしさです。そしてこの空の旅の途中のどこかに、ガラゴやその仲間が潜んでいるところも楽しいポイントです。

到着したおじいちゃんとおばあちゃんのお家は、バムとケロのお家に負けないくらいポップでおしゃれです。そしてお誕生日のご馳走やケーキの華やかなこと!おじいちゃんに本を読んでもらうバムの普段見せない甘えん坊な表情に、見ているこちらも嬉しくなってしまいます。

第一作とは打って変わってダイナミックな展開で、バムとケロのアクティブな一面が見られるワクワクするお話です。

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