我が家には小5の娘、小2の息子がいます。
2人とも小学校入学前、勉強らしいことはほとんどさせていませんでした。保育園で年長の時ひらがなの練習はしてくれていたけれど、家ではほぼノータッチ。
勉強は学校で教えてくれるから、ひらがなの読み書きがある程度できれば十分!と思っていました。小学校の入学説明会でも、自分の名前が書けるようにしておいてください、という話があって、へーそんな程度で良いのね、それなら大丈夫かな、と思っていました。
でもね、蓋を開けてみると、単に「ひらがなの読み書きができる」だけではやや不十分だったんですよね…。
ひらがなの質問を読んで、それに書いて答えられる。
というところまでもっていくのがベターだったと思います…。
これは「ひらがなの読み書きができる」とは必ずしもイコールではないんですよね。娘はこれができていたのであまり意識していなかったのですが、息子の時に準備不足だったかもしれない…と思いました。
息子は一応ひらがなの読み書きができましたが、単語や短い文しか読んでいませんでした。気が散りやすい特性もあり、絵本を自分で読むという経験もとても少なく…。なので、ひらがなの文章で書かれた質問を読んで意味を理解して、回答を書くなんて、とんでもなくハードルの高い話だったんです。
けれど、入学して1ヶ月後の5月には物語文が国語の授業で扱われ、テストも実施されます。単語や短い文しか読めない人が、それなりにまとまった文章を自分で読んで意味を理解できるようになるには1ヶ月では足りず、入学前に、半強制的にでも絵本を自分で読む機会を作ったり、簡単な市販のドリルで、ひらがなの質問を読んでそれに答えるという経験をさせていたらよかったな…と後悔しました。
それを受けて、読解力を高めようという取り組みをしていた(下記の記事)のでした…。

どうしても、早生まれだったりおっとりした性格だったりすると、まだ幼いしできなくても仕方ないか…と思ってしまいがちなのですが、早生まれだろうとおっとりしていようと、小学1年生は小学1年生。周りの子と同じスタートラインに立たねばならないのです。私は息子が入学するまでその意識が薄く、早産早生まれだし仕方ないよね、で片付けていたところがあった点を反省しています。
そういうわけで、バリバリ早期教育をする必要はないけれど、授業で困らない程度の土台作りはしておいた方が良い、というのが2人育てた私の持論です。幼い子に文章を読ませて解答させるなんて、大変すぎる!と思ったそこのあなた。出遅れたものを巻き返すのもめちゃくちゃ大変なんですよ…。(遠い目)入学半年くらい前から少しずつ取り組んでいけたら、慌てなくて良いんじゃないかなと思っています。
以上、入学前のお子さんを持つ親御さんの参考になれば幸いです!本日も読んでいただきありがとうございました。
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