過干渉な親に育てられた私の、過干渉にならないための3つのルール

子育てのこと

私の両親はいわゆる「過干渉な親」です。

私が選択したことや挑戦したいと思ったことも、両親の意に反することであれば猛烈な勢いで反対されていたし、基本的に私の意見に対して肯定的ではありませんでした。その結果なのか、元々の気質なのか、私は自己主張がとても苦手です。

だからこそ、自分の子どもたちには干渉しすぎないようにしようという思いが強く、日々気をつけています。でも自分が育ってきた環境って自分自身の中に刷り込まれているので、当たり前と思って取った行動が実は過干渉だった、なんてこともあるかもしれない。

そんなわけで、私が最低限これだけは守ろう!と決めているルールを3つ紹介します。

①子どもの選んだ服に文句をつけない

小学生になったら、自分でその日の天気や気温を考えて服を選べるようになってほしいという思いがあり、少しずつ自分で選ぶ方向に持っていっています。

娘は女子だからなのか、小1になってすぐ自分で好きな服を選ぶようになりました。でもそれがね…えーーーって思うようなコーデが完成する日もあるわけです。あまりにその日の気候に合っていなくて体調が心配という場合は口を挟みますが、そうでないビジュアル的な問題の場合はグッと我慢!子どもなりにこだわりを持って決めたコーディネートは受け入れると決めています。

ちなみに小2の息子は毎日ポケモンのTシャツを選んで着ています。(数着持っている)「僕これ着てるとかっこいいと思うねん」と嬉しげです。もうちょっと色々着てほしい気持ちはあるけれど…自分がアガる服を着るのって大人でも大事ですもんね。

私は大人なので当然今は自分で服を選んでいるけれど、本当は自分のチョイスに自信がありません。高校を卒業するまで母がずっと私の着る服に口を出していて、実は、私が大学生になって一人暮らしを始めても母から服が送られてきていました。でも、そろそろ自分で選びたいなと思った私は母に「自分で買うからもう送らなくていいよ」と伝えました。すると母は「せっかく選んでやっているのに!」とものすごく怒りました。今思い出してもちょっとしんどくなる思い出ですが…もうその頃には自分の選ぶものに自信がない人間になっていて、自分で選びつつも変かもしれない、といつも自信がありませんでした。

我が子には、いつも自分が良いと思う服を楽しんで着てほしいという思いがあるので、「文句をつけない」ことを一つ目のルールにしています。

②できるだけ話を遮らずジャッジしない

私は喋るのがスローペースで昔からなかなか最後まで話を聞いてもらえませんでした。かつ父はいつも論理的で自分軸を持っている人だったので「それは違う」と途中でカットインされることも多々。

私の話すことって正しくないのかな…という感覚が刷り込まれていて、人に自分の意見を話すのがとても苦手です。

そんなわけで、子どもの話は遮らずに最後まで聞くこと、そしてその話が正しいか正しくないかのジャッジをなるべくしない、そういう思いがあるのだと受け止めることを二つ目のルールにしています。

③子どもの交友関係に口を出さない

子どもの選択の中で重要なものの一つに、人間関係があると思います。自分が誰といたら楽しいか考えて、誰と一緒にいるか決めている。友達を否定することは、子ども自身の選択を否定することに繋がり、子どもとの溝ができるきっかけになり得るので、絶対に口を出さないと決めています。

もちろん、色々心配になることはありますが…。できるだけ子どもの様子を見て、必要な時に必要なフォローができるようしっかり子どもとコミュニケーションを取ることを大事にしています。

我が家の娘のお友達関係についてはこの記事に書きました。

小学生女子3人組 トラブルを未然に防ぐには 
小5の娘には同じクラスに仲良しの子が2人いて、3人組になっています。3人で一緒に下校したり、校外学習など、何かのイベントでグループを作るときはその3人でグループになっています。3人組は揉め事が起こりやすいでもね…女子3人組って経験上、高確率...

ということで、交友関係に口出ししないことを三つ目のルールにしています。

以上の三つをいつも頭の片隅に置きながら、子どもと向き合うようにしています。自分の育ってきた環境の影響が、とても色濃く自分の中に残っているなぁと子育てを通して改めて感じているので、自分が経験して辛かったと感じることはできるだけ繰り返さないよう、自分にルールを課して改善する努力をしています。

育児は育自と言いますが、自分の内面を見直すきっかけを子どもからたくさんもらっているなぁと日々感じます。完璧な母親とは程遠いですが、いつも自分を客観的に見ることは忘れないようにしたいです!

本日も読んでいただきありがとうございました。

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