【わたしのこと】ワーママやめて専業主婦になりました

わたしのこと

私は小4の娘、小1の息子を育てているアラフォー専業主婦です。

先日、新卒から15年勤めた会社を退職しました。約10年間ワーキングマザーだったのですが、目が回るほど忙しい日々でした…。

会社を辞めた理由

一番大きな理由は、自分がものすごく無理をして生活していて、そのせいでいろいろなものを失っていることに気付いたからです。

ワーママ時代の生活

勤務地が遠かったこともあり、時短勤務だったものの朝8時に家を出て帰宅は18時。翌朝も7時には子どもに起きてほしいので、21時までに寝かせたい。3時間でごはん、お風呂、歯磨き、習い事のピアノ練習、小学生の宿題確認。タイムトライアルです。子どもの就寝後、晩ごはんの片付け、洗濯、学校や保育園のお便りチェック…自分の時間はほぼありません。

休日は、普段まともにできていない家の掃除や、子どもの習い事で過ぎていきます。時々、子どもの希望を聞いて遊びに出かけるものの、頭の中は「今週も布団干せてないな…帰りに食材まとめ買いしとかないと…明日締切の仕事終わるかな…」とやらなければならないことでいっぱい。心から楽しむ余裕もなく、身体も常にだるい状態でした。

辞める決意をしたきっかけ

娘は生まれつき持病があり、それが原因で入院をしました。私は病室で付き添いをしながら、PCを持ち込んで夜遅くまで仕事をしていました。その後無事退院しましたが、そのあたりから自分の体調に異変を感じ始めていました。疲れているのに眠れない、悲しいわけではないのに涙が出る、肩や背中が痛い、息苦しい…。休まなければ。そう感じました。

休職ではなく退職を選んだ理由

心療内科へ行ったら、もしかすると何らかの診断名がついて休職という選択をすることができたかもしれません。でも、私は退職を選びました。娘に持病があり今後も入院の可能性があることも一つの理由でしたが、自分自身がとても無理をしていると気付いたことが大きな理由です。

会社では時短勤務や子どもの都合で休むことに対してとにかく周りに気を使いながら過ごしていました。なおかつ育休中のブランクで自分に十分な経験や知識がないと感じていたのでいつも自分に自信がなく、とにかくできることは頑張ろうと昼休みも必死で仕事をしていました。

帰宅しても終わっていない仕事のことで心はモヤモヤしているし、子どもに対してはいつも「早く!」ばかり言って些細なことで怒ってしまう。夜はたったの3時間しか一緒に過ごせないのに、ピリピリした空気が流れてしまう…。

一見、仕事と家庭を両立しているように見えるけど、果たしてそうだろうか?子どもとの大切な時間、自分の健康、穏やかな心…私はお金を稼ぐことに固執して、大事なものを失っていないだろうか…?自問自答を繰り返し、決断をしました。

退職後、感じていること

専業主婦になって改めて、自分の選択にとても満足しています。

収入は減りましたが、子どもと一緒に過ごす時間が増え、穏やかな毎日を過ごせています。子どもの話を手を止めてゆっくり聞ける。いってらっしゃい、おかえりと笑顔で声をかけられる。子どもの好きな食事を時間をかけて作ることができる。収入のように数字で測ることはできませんが、貴重な時間を手に入れることができたと思っています。

私自身も、周りに迷惑をかけないように、失敗しないように、成果が出せるように、と張り詰めた気持ちで過ごしていた毎日から解放されて、体調が改善しました。

世の中には、仕事にやりがいを感じてキラキラと働いているお母さんもいるし、大変だけれど頑張って仕事を続けているお母さんもいるし、仕事はせずに家事や子育てに全力投球しているお母さんもいるし、その中のどれが素晴らしいということはないと思っています。それぞれ性格も、バックグラウンドも違うので、比較すること自体ナンセンスだと思います。

私は、子どもを育てるお母さんたちが、自分や家族にとって一番幸せな選択ができると良いなと思っています。私は退職するまでに、たくさん悩んで悩んでようやく結論を出せたので、私の経験や今感じていることがどなたかのお役に立てばと思いこの記事を書きました。

読んでいただきありがとうございました!!

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