【絵本紹介】あっちゃんあがつく たべものあいうえお

2歳児おすすめ

リーブルHPより表紙画像をお借りしました。

あっちゃんあがつく たべものあいうえお

作 さいとうしのぶ

原案 みねよう

発行 2001年3月

出版 リーブル

ページ数 144P

おすすめの年代 2歳〜6歳

あらすじ

「あ」っちゃん「あ」がつくあいすくりーむ

「い」っちゃん「い」がつくいちごじゃむ…

と「あ」から「ん」まで濁音、半濁音を含む69音全てが登場します。

各文字につき、見開き1ページで、美味しそうなかわいい食べ物のイラストが登場します。

おすすめポイント

144Pというページ数だけ見るとびっくりしてしまいますが、見開きの左側に「あっちゃんあがつくあいすくりーむ」とどどんと書かれ、右側にリアルで美味しそうなアイスの絵(しかもアイスに手足が生えて顔もあってとてもかわいい!)が描かれている、という構成で、文字数としてはそれほど多くありません。

どのページも、細かくリアルに食べ物が描き込まれていて、とても美味しそうです。でも一方で、食べ物には顔と手足がついていて動きがあり、とてもかわいいのです。美味しそうとかわいいが共存する不思議で魅力的なイラストがたっぷり69音分で、とにかく見応えのある絵本です。

絵本の最後には楽譜が載っていて、メロディーに合わせてこの絵本を読むこともできます。

ひらがなを楽しく学ぶことができるので、文字に興味が出てきたお子さんにぴったりです。ただ、眺めているだけでも楽しい素敵なイラストなので、ひらがながまだ読めないお子さんにも、ひらがなを既に習得しているお子さんにもお薦めできます。読後の満足感が高いボリュームたっぷりの絵本です。

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