【絵本紹介】へんしんトンネル

2歳児おすすめ

金の星社HPより表紙画像をお借りしました。

へんしんトンネル

作 あきやまただし

発行 2002年9月

出版 金の星社

ページ数 32P

おすすめの年代 2歳〜小学校低学年

あらすじ

へんしんトンネルという不思議なトンネルがありました。このトンネルをくぐると、なぜか変身してしまいます。

かっぱが、「かっぱかっぱかっぱ…」とつぶやきながらトンネルをくぐると、

「ぱかっぱかっぱかっ」と元気な馬になって出てきました。

時計が「とけいとけいとけい…」とつぶやきながらトンネルをくぐると、

「けいとけいとけいと」毛糸に変身です。

「ボタン」「ロボット」「怒った人」「チョコの兄弟」などなど、次々にトンネルを通って変身していきます。

最後にゴリラが「うほうほうほ…」とトンネルをくぐり、

「ほうほうほう」とふくろうになりました。いつの間にかトンネルの外はもう夜です。

明日もきっとへんしんトンネルは大賑わいです。

おすすめポイント

大人気のへんしんシリーズの第一弾です。

言葉遊びの絵本で、読み聞かせをすると盛り上がること間違いなしです。読む際のコツが見返しに書かれているので、そちらも参考になります。

読んでもらって楽しい、一緒に声に出して読むのも楽しい、読み終えた後に自分で面白い言葉を考えるのも楽しい、とてもシンプルなお話ですが、お子さんの成長に合わせて、いろいろな楽しみ方ができるところが大きな魅力の一つです。

へんしんシリーズは20作以上出版されており、いずれも繰り返し読むと違う言葉に変わっている、同様の言葉遊び絵本ですが、それぞれのテーマによって違った楽しさがあります。

どうしたらうまく繋がるのか、読む側も聴く側も頭を使う、どのお子さんにも一度は読んでもらいたいユーモアたっぷりの絵本です。

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