学研出版サイトより表紙画像を引用しました。
ひとりでぼっち
作 くすのきしげのり
絵 ふるしょうようこ
発行 2019年11月
出版 Gakken
ページ数 32P
おすすめの年代 5歳〜小学校高学年
あらすじ
小学生の女の子、はなちゃんは思ったことをはっきり言うのが苦手。自分の気持ちをうまく伝えられずひとりになってしまうことも。
でも、本を読んだり、想像したり、ひとりの時間も良いものだと思っているはなちゃんは、あえて自分だけでなんでもやる「ひとりぼっちの練習」を始めます。ところが、その途中で失敗をしてみんなに助けられることに。
はなちゃんは友達の温かさを感じ、ひとりも良いけれど、みんなと一緒も良い、と考えるようになります。
おすすめポイント
「ええところ」「へなちょこ」に続く、くすのきしげのりさん×ふるしょうようこさんの絵本の第3作です。今回も、ふるしょうようこさんのおしゃれでかわいい絵柄が目を引きます。優しく華やかな色遣いが美しく、背景の花柄まで細かく丁寧に描かれています。
物語は主人公のはなちゃんの視点から関西弁で書かれており、はなちゃんの心の動きがよくわかります。これまでの2作は友情がテーマでしたが、今回はひとりで過ごすことに楽しみを見出せるお子さんに寄り添ったお話です。ひとりの時間も、友達と一緒の時間も、どちらも大切で素晴らしいものだというメッセージが込められた心温まるお話です。
本作に友達として登場する二人が主人公になっている二作も、どちらも心温まる話でお薦めです。
あいちゃんが主人公のお話はこちら。

【絵本紹介】ええところ
学研出版サイトより表紙画像を引用しました。ええところ作 くすのきしげのり絵 ふるしょうようこ発行 2012年1月出版 Gakkenページ数 32Pおすすめの年代 5歳〜小学校高学年あらすじ主人公のあいちゃんは、自分は「ええところ」がひとつも...
ともちゃんが主人公のお話はこちら。

【絵本紹介】へなちょこ
学研出版サイトより表紙画像を引用しました。へなちょこ作 くすのきしげのり絵 ふるしょうようこ発行 2013年2月出版 Gakkenページ数 32Pおすすめの年代 5歳〜小学校高学年あらすじともちゃんは運動神経抜群ですが、縄跳びだけが苦手です...
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