理論社HPより表紙画像お借りしました。
まよなかかいぎ
作 浜田桂子
発行 2018年5月
出版 理論社
ページ数 32P
おすすめの年代 小学校低学年
あらすじ
小学生のゆうきくんが眠っている真夜中、ランドセルから筆記用具やノートたちが出てきて、会議を始めます。議題は、学校でのゆうきくんの様子について。ゆうきくんが学校で素敵だったところ、こんなふうに使われて困った〜という話などを各々が発表し、みんなでゆうきくんをサポートする方法を考えます。
おすすめポイント
ゆうきくんの持ち物たちが報告する、小学生あるあるなゆうきくんの学校での様子がおもしろく、思わずくすりと笑ってしまいます。ゆうきくんの素敵だったところや成長をみんなで喜び合う姿が微笑ましく、心温まるお話です。自分のランドセルに入れている持ち物が、こんなふうに自分を応援してくれているかもしれないと思うと心強く、また大事に使おうという気持ちも芽生えるのではないでしょうか。温かみのあるタッチで描かれる動きのある絵が魅力的で、眺めているだけでも楽しい絵本です。小学校低学年の学校で日々頑張っているお子さんに、ぜひ読んでほしいお話です!
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