【絵本紹介】おもち

2歳児おすすめ

福音館書店HPより表紙画像をお借りしました。

おもち

作 彦坂有紀、もりといずみ

発行 2021年11月

出版 福音館書店

ページ数 24P

おすすめの年代 2歳〜6歳

あらすじ

火鉢でお餅を焼きます。

網の上に丸いお餅と四角いお餅を乗せてじりじりと焼きます。

こんがり裏が焼けたら、ひっくり返して反対側も焼きます。

いいにおいがしてきました。

もう焼けたかな?まあだまだ、もう少し。

お餅が膨らみます。

大きく大きく膨らんで、お餅が焼けました。

焼きたてのお餅に醤油をつけて、海苔を巻いたら磯部焼きの出来上がり。

たくさん焼いて、きな粉餅、あんこ餅、大根おろしでからみ餅を作ります。

両手でお餅を伸ばして、いただきます!

おすすめポイント

おもちに焼き色がつき、膨らむ様子を木版画で描いた絵本です。

まるで本物のお餅が目の前にあるようなリアルなイラストで、良い匂いまで漂ってきそうです。早く焼けないかな、もういいかな?とワクワクしながら自分でお餅を焼いているような気持ちになります。

最後はいろいろな味付けをしたお餅が美味しそうに描かれているので、お子さんとどれを食べてみたいか選んだり、食べる真似をしたりして、一緒に楽しみながら読むのがお勧めです。

多くの子どもたちは、表面の割れ方や膨らみ方の予測がしづらい、焼き餅というイレギュラーな食べ物に興味津々です。お餅を食べる機会が多くなる年末年始に特にお薦めしたい絵本です。

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