「許せない」が増えるって老化現象なのかもしれない

子育てのこと

ちょうど1年前までワーママだった私ですが、会社でいつも感じていることがありました。

歳をとるにつれ、人間は「許せない」ことが増えるんじゃないかなと。

会社のお局さんは、長年勤務しているから若者よりも経験があるし、知っていることも多い。その分「こうしたら上手くいく」という固定観念から抜け出すのが難しい傾向にあるのでは、と思っていました。自分の軸から外れた他人の行動や意見に対して「許せない」と感じることが多く、怒っている姿を何度も見ました。

自分の両親を見ていても思うんですよね。年々頑固になっていっていて、自分の考えと違う人を「許せない」とよく憤っています。

私は会社に15年勤務していたものの、育休を2度も取っていたし、時短勤務だったし、肩身が狭かったからお局化することはなく、会社で誰かに対して「許せない」というような感情を抱いたことはなかったのですが…。

では子育てではどうかと言うと。

許せないことめっちゃいっぱいある。

おやつのゴミを片付けずに放置してるとか、ご飯を食べるときの姿勢が悪すぎるとか、おかずに対する文句が多いとか、宿題の字が汚いとか…

書き出したら止まらない。

会社で「私はお局化してないな、まだまだ若いから柔軟だし、他人に腹立てたりしないし!」と思っていたのに、

まさかの自宅でお局化していた。

子どもたちは、私に優しくて寛容なんですよね…。私が何かやらかしても「大丈夫だよー!」って全部許してくれる。心が柔軟。

「許せない」が増える老化現象、悲しいことに私にもバッチリ当てはまっていました…。もちろん元々の性格もあるから老化だけが全てではないと思うけれど、「こうでなければ!」という思いって意識しないと年々強まっていくような気がします。

相手が子どもでも夫でも他人でも、「自分の考えが正しい!」と思い込みすぎずに一度立ち止まるようにしよう…と退職祝いにもらったタオルを畳みながら思ったのでした。

本日も読んでいただきありがとうございました!

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